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釣りの種類11選

釣りの種類11選

釣りの種類

「釣り」と一言で言っても様々な釣りがある。
ウキを使った釣りやルアーと呼ばれる疑似餌を使った釣りなど様々だ。
今回は日本で行われている主な11種類の釣りについてご紹介していく。

1.ウキ釣り

釣りをしたことがない人でも釣りと言えばウキを使用した釣りを思い浮かべる方も多いのではないだろうか。 ウキ釣りとは釣竿とハリを結ぶ糸にウキと呼ばれる道具を付けて魚を狙う釣りのこと。
ウキがあるため、魚がかったことを目で判断できるため初心者でも扱いやすい。また、ウキを固定することで針のついたエサが毎回同じレンジ(深さ)に入れられるため魚がいるレンジと合っていれば、何度でも釣れることがある。
だだし、魚のいるレンジとエサのレンジが全くあっていないと周りの人が釣れているのに自分だけは釣れないということも・・・

2.フカセ釣り(ウキフカセ釣り)

フカセ釣りとはウキを使用せず、釣る釣りこと。また、ウウキを固定せずに仕掛けが自由に流れるようにしたものをウキフカセ釣りという。
※ウキを使用した場合でもフカセ釣りということもあります。 フカセ釣りの特徴はウキを使用しない(または固定しない)ためエサが自然に深場へと落ちていく。そのため浅場から深場まで幅広く魚を探ることができる。
また、エサが自然に落ちていくので魚に余計なプレッシャーを与えることがない。 しかし、仕掛けが固定されていないため、どこまでも仕掛けが落ちていってしまい、根掛かり(仕掛けが海底などの岩などに引っかかってしまうこと)の可能性が高く初心者にあまりおすすめできない。

3.投げ釣り

投げ釣りとは比較的重ためオモリを使用し海底付近を探る釣り方のこと。
オモリが重たいため初心者の方でも遠投しやすく、仕掛けもシンプルで扱いやすい。ただし、ポイント(釣り場)によって海底にある岩などに根掛かりしてしまう可能性が高くなる。

4.ミャク釣り

ミャク釣りとはウキなども使わず、ハリと糸、軽めのオモリ、目印程度のもっともシンプルな仕掛けの釣りのこと。また、リールのないのべ竿と呼ばれる釣り竿を使用する。
リールが付いていないため近場を狙うことになる釣りだが、堤防やテトラポットなどの陰に隠れている小魚やエビ、カニなどを捕食しにきた大型の魚を釣ることもできる。
また、ウキがないため、魚がエサをつついている様子が手に伝わりやすく非常に面白い。 海での釣りはもちろんヤマメやイワナと言った高級魚を渓流などで狙う際にもミャク釣りは使われる。

5.ルアー釣り(ルアーフィッシング)

ルアー釣りとはルアーと呼ばれる疑似餌(魚などの形をした釣具)を使う釣りのこと。
エサなど使用せず、ルアーを魚などの捕食対象に見えるように動かしエサだと思わせることが必要となる。
その反面他の釣りのように待つのではなく積極的に魚を探す必要があったり、テクニック1つで釣果に大きな違いがでてしまう。しかしそれがルアーフィッシングの面白味でもある。 ルアーは、水に浮くものや沈むものだけでなく、プラスチックでできたものや鉄でできたものなど様々なものがある。また、見た目が同じように見えても動きの多いものや小さいものなどもある。
さらに、エサとなる魚やミミズの形をしたルアー以外のものも多いのが特徴で、アングラーの中にはルアーを集めることが趣味となっている人も多い。

6.フライ釣り(フライフィッシング)

フライフィッシングとはルアー釣りと同じようにエサなど使用せず毛ばりとよばれる疑似餌を使用した釣りのこと。
海などでも使用されることがあるそうだが、基本的には湖や川など淡水域で行われることが多い。

7.サビキ釣り

サビキ釣りとは、サビキと呼ばれる1つの仕掛けに羽根つきのハリが複数個着いた仕掛けを使用した釣りの事。
ハリにエサを付けることもあるが、一般的は魚を集めるための巻きエサの中にサビキをいれることで、魚にエサと間違えさせ釣る釣り。
ハリが複数ついているため1度に何匹も釣れることがある。また、巻きエサを巻く際にひしゃくなどの道具を使うことでエサを触りたくない人でも楽しむことができる。
イワシやアジ、サバなどの比較的小さな魚がターゲットになるが、時期や場所によってはカツオ・チヌ(クロダイ)などがかかることもある。
サビキ釣りはウキを使う場合もあれば、使わない場合もある。 ただし、仕掛けが長く複雑になるためお祭り(仕掛け同士がからんでしまうこと)になることも多いので取り扱いには注意が必要。

8.友釣り

友釣りとはアユが縄張りに入ってきた別のアユに対して体当たりをして追い出そうとする習性を利用した釣りのこと。
おとりとなるアユにハリをつけ野アユ(自然にいるアユのこと)いる場所に誘導する必要がある上に、うまく素早く誘導しないとおとりアユが弱ってしますためテクニックが非常に重要となる釣り。しかしテクニカルな部分が魅力でもある。

9.カゴ釣り

カゴ釣りとはカゴと呼ばれる巻きエサを詰める釣具を仕掛けに内につけて釣る釣り方のこと。ウキを使う場合もあるし、使わない場合もあるが、カゴに入れた巻きエサが徐々に水中に出ていくことで魚を寄せられる。

10. ヘチ釣り(落とし込み釣り)

堤防などのふち(ヘチ)を狙う釣り方のこと。こちらもウキやカゴと言った釣具を使わず。基本的には糸とハリ、ガン玉(オモリの種類)のみと非常にシンプルなタックル(釣具)で釣りを楽しめる。
ヘチ釣りは落とし込み釣りと呼ばれることもあるが、ヘチ釣り好きや落とし込み釣り好きからすると別の釣りと言う方もいる。

11.泳がせ釣り

生きた小魚に針を付けて、捕食しに来た魚を釣る釣りのこと。
アジやイワシ、カマスと言った小型の魚を捕食する大型の魚を狙うことができる。また、ルアーや付けエサなどと違い本物のエサである小魚を使用するため魚にエサであることがばれにくい。
しかし、エサを生かしておく必要があるため、エサを生かして置くためにポンプやスカリ(魚を生かして置くための水中ネットのこと)などが必要。また、そういった釣具があるため、荷物が多くなりやすい。