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釣果

ナイトゲーム(夜釣り)でのマゴチの釣り方

夜のナイトゲームでのマゴチの釣り方

夜でも釣れる!ナイトゲームでのマゴチの釣り方

マゴチやヒラメを狙うのであれば、マズメはもちろんのこと日中のデイゲームが一般的です。しかし夜でもマゴチを釣ることはできます。

むしろ夜の釣り方やポイントを抑えればナイトゲームでも比較的簡単に狙うことは可能です。
また、夜に活動するマゴチは大型であることが多いと言われており、50アップや60アップと言ったサイズが釣れることも珍しくありません。

しかし日中と同じような釣り方では釣れることはあっても安定した釣果を期待することは難しくなります。

今回は夜釣り、つまりナイトゲームでのマゴチの釣り方をご紹介していきます。

夜に狙うのであれば春から秋がおすすめ

夜に狙うのであれば春から秋がおすすめ

マゴチのシーズンと言えば春から秋。地域差はありますがおおよそ6月~10月が釣れやすい時期となります。ハイシーズンともなれば多くの個体が接岸してくるため夜でも釣れるマゴチは多くなります。
もちろん、それ以外の時期にも釣れることはありますが、やはりシーズン中ほど接岸数が多くないうえに、ルアーに反応する個体数も少なくなります。

ナイトゲームと言えば常夜灯まわり

ナイトゲームと言えば常夜灯まわり

シーバスをナイトゲームで狙う際に高ポイントとなる常夜灯まわりはマゴチを狙う場合にも当てはまります。常夜灯の明かりにプランクトンが集まることで、プランクトンを食べるベイトも集まります。そして集まったベイトを狙ってマゴチも集まってくると言われています。

常夜灯まわりの攻略はシーバスの釣り方と同様に明暗を狙うのが基本ですが、マゴチの場合はそれほど明暗を意識して狙わなくとも釣れる可能性があります。

理由は様々あると思いますが、シーバスはベイトから姿を隠すために常夜灯の明かりの届かない暗い場所にいると言われています。一方、マゴチはヒラメなどと同様に体の色をまわりの色に似せることができます。そのため暗い場所にいなくともベイトから姿を消すことができるため、それほど明暗の境などを意識する必要がないと言われています。

夜はサーフなどよりも漁港や河口

夜はサーフなどよりも漁港や河口

マゴチは目でベイトを捉えてから捕食する魚です。そのため上記で紹介したように常夜灯のような明かりのある場所の方が視認性の悪くなる夜は捕食しやすいと言われています。

つまりサーフなど明かりがない場所よりも漁港や河口など明るい場所の方が、マゴチも捕食活動しやすく、釣れるマゴチがいる可能性が高くなります。
もちろん、明かりがないサーフでも夜に釣れるマゴチはいますが、明かりがないため捕食活動をしている個体は非常に少なくなる傾向にあります。

サーフでも明かりがある場所であれば常夜灯などがある漁港や河口などと同様に釣れる可能性が高くなりますが、日本には常夜灯のあるサーフは比較的は少ないのでナイトゲームでマゴチを狙うのであれば漁港や河口などを中心とした釣り方がおすすめです。

満月の夜はサーフでも釣れやすい

満月の夜はサーフでも釣れやすい

満月の夜であれば、月明かりによってサーフでもマゴチが釣れる可能性が高くなります。一方、漁港や河口などでは月の明かりでベイトが広範囲に散ってしまうため、常夜灯などの明暗を狙うよりもランガンしながらベイトの集まりやすい場所などを中心に広く攻めた方が結果が出やすくなります。

反対に満月でも雲で月が隠れている時は常夜灯まわりに絞った方が釣れる可能性が高くなります。

ナイトゲームを楽しむ時は夕マズメにベイトの有無をチェック

ナイトゲームを楽しむ時は夕マズメにベイトの有無をチェック

新しいポイントを探す場合や初めてナイトゲームでマゴチを狙う場合などは釣り方も重要ですが、夕マズメにベイトの有無をチェックすることも重要となります。

日中に活動を行うマゴチがわざわざ視認性の悪くなる夜に活動するのは捕食をするためと言われています。つまりベイトのいる場所には、捕食活動のために活動している個体が集まっており釣れる可能性が高くなります。

日中は沖に出ていたベイトも夜になると河口や漁港内に入ってくるため、夕マズメにベイトの有無やいる場所をチェックしておくとナイトゲームでマゴチの釣れるポイントを見つけることができるはずです。

夜にマゴチを狙うならワームのゆっくりとしたズル引きするのが基本

夜にマゴチを狙うならワームのゆっくりとしたズル引きするのが基本

シーバスやヒラメを夜に狙う場合、日中とは違いルアーをゆっくりと動かし見せる釣り方基本となりますが、マゴチも視認性の悪くなる夜はルアーをゆっくりと動かした方がルアーへの反応もよくなります。

また、ヒラメは主に頭上を通るベイトを捕食します。一方、マゴチも頭上を通るベイトに反応することもありますが、ヒラメと違い海底にいるベイトも捕食します。
その証拠にヒラメが死んだ魚や甲殻類を捕食しないのに対してマゴチはそういったベイトも捕食対象としています。
もちろん、マゴチも活性が高ければヒラメ同様に高いレンジにいるベイトを捕食することはありますが、視認性の悪くなるナイトゲームでは釣れる可能性は低くなってしまいます。

つまり夜にマゴチをメインに狙うのであれば、ミノーやバイブレーションなどで高いレンジを攻めるよりもワームなどでボトムをズル引く釣り方の方がバイトを得やすくなります。
日中でもワームをズル引く釣り方はマゴチを狙う際によく使われるテクニックですが、ナイトゲームこそズル引きで狙ってみてください。