釣果
ナブラとボイル、ライズの違い
ナブラとボイル、ライズの正しい違い
シーバスやブラックバスなどをはじめ釣りをしていると「ナブラがわいた」や「ボイル音が聞こえる」など似たような内容だけど意味の違う専門的な用語に悩むこともあるかと思う。
ここではナブラとボイルに加えてライズの違いについて説明していく。
ナブラとは
ナブラとはシーバスやブラックバスなどのフィッシュイーターに小魚が水面近くまで追い込まれ水面から飛び出していることを表している言葉。
そのため「ナブラの下にはシーバスがいる」「カタクチイワシのナブラが起きている」などのように表現する。
ボイルとは
ボイルとは水面近くにいる小魚をフィッシュイーターが捕食している様子を表した言葉。
使い方としては「ボイルの起きている先にルアーをキャストすると釣れるよ」「あのボイルはブラックバスだ」などのように表現する。
そのため、ナブラが小魚の状態を表しているのに対してボイルはシーバスなどのフィッシュイーターの状態を表しているため「ボイルの下にはシーバスがいる」といった表現は本来正しくない。
または、ブラックバスやシーバスは直接小魚に噛み付いて捕食するのではなく、小魚とまわりの水を一緒に吸い込むように捕食する。水面に小魚がいる場合、小魚と水以外にも空気も一緒に取り込むため、「ボシュ」「バシュッ」と言ったような音が聞こえることも多い。この音をボイル音と言う。(決してナブラ音とは呼ばない)
ライズとは
ライズとは水面付近にいる小魚を捕食する際に、勢い良く水面にフィッシュイーターが飛び出すことを表した言葉。
「今のライズはランカークラスだ」「バッシャーンとライズした音がどこからか聞こえた」などと表現する。
ボイルが捕食している様子を表すのに対してライズは水面から飛び出している様子を表している。
ナブラ、ボイル、ライズの違い
最後に分かりやすい違いの覚え方としてナブラは小魚を指し、ボイルはフィッシュイーターを指している。また、ライズはボイルと同じようにフィッシュイーターを指しているが飛び跳ねていることを指す。
個人的には深い付き合いでなければ、他のアングラーが間違って使用している時はあえて指摘するよりも話を合わせて上げるほうが無難かと・・・。
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