HOME > ジャンル > サーフフィッシング > ヒラメ(マゴチ)の釣れるポイント4選

釣果

ヒラメ(マゴチ)の釣れるポイント4選

ヒラメ(マゴチ)の釣れるポイント

ヒラメ(マゴチ)の釣れるポイント

近年ソルトルアーフィッシングの中でもシーバスに次ぐ勢いで人気のあるヒラメ釣り。また、ヒラメと生息域や釣り方が似ているため、同時に狙うことができるマゴチ。どちらも砂地のある海底に生息するイメージが強いため、サーフと呼ばれる海岸での釣りがメインに行われているがその他の場所でも狙うことができる。
今回はサーフだけでなく、大型の個体が狙える磯や足場の安定した堤防がある漁港などヒラメやマゴチの釣れる4つのポイントをご紹介。

サーフ(海岸)

サーフ(海岸)

ヒラメ釣りと言ったらやっぱりサーフ。ヒラメは底が砂地である場所を好んで生活すると言われているためサーフはヒラメ釣りの王道のポイントとなる。
ただし、サーフであればどこにでもヒラメやマゴチがいるわけではい。根まわりや離岸流と言った地形の変化がある場所にヒラメはいる。 様々な理由があるが、大きな理由の1つはベイトとなる小魚の存在だ。
小魚はフィッシュイーターとなる大きな魚から身を守るため、岩などの根まわりに身を隠す習性がある。また、体が小さいため遊泳力がないことや酸素量が多いことから小魚は離岸流付近を通ることが多い。
そのため、そこで小魚を待ち伏せることで効率よく捕食活動を行うことができる。 逆に言えば、何もないサーフにはヒラメの数も少ない。離岸流も発生しないサーフはないと思うが、根やそこから生える海草はもちろん、川などの流れ込みなど複数の要素が揃っているサーフに比べてしまうと少なくなってしまう。

漁港

漁港

漁港内もヒラメやマゴチの釣れるポイントの1つ。漁港は外海に比べ波が穏やかなため、ベイトとなる小魚にとっては生活しやすい。特に外海が荒れた時などは遊泳力が低い小魚は比較的海の穏やかな沖の海底付近に移動するか湾内など波の影響を受けにくい漁港内に移動するしかない。
そのため、漁港内でもヒラメを釣ることができる。 しかも、漁港は堤防など比較的足場のしっかりした場所で釣りをできることや車でポイントの近くまで行けるため、これから釣りを始められる方にもおすすめのポイントだ。さらに、サーフや磯で釣りをする場合、ウェーダーと言った専用の釣具が必要になることも多いが、漁港内であればそういった道具も必要ないことも大きな利点になる。 ただ漁港内のどこでも釣れると言ったわけではない。
理由は定かではないが、外海から見た際に漁港の奥の方にはヒラメが少ない。
ヒラメを狙うのであれば、外海に近い場所。特に外海に近く外海から入ってきた小魚が通る、潮通しの良い場所を選ぶのがポイント。また、外海に面した消波ブロック(テトラポット)などもベイトが付きやすいポイントなのでヒラメがいることも多い。マゴチを狙う際も同様だ。

河口

河口

川の水が海にそそぐ河口も1級ポイントの1つ。
河口は川の上流から流れてきた植物性プランクトンが海にそそぐ場所だ。そのため、プランクトンをエサにしている小さな魚が集まりやすく、その小魚を狙ってヒラメやマゴチもやってくる。
特にマゴチはヒラメよりも淡水に強いため、川の大きさにもよるが、河口から数百メートル上流でも釣ることができる。 しかし河口に寄ってくるのはヒラメやマゴチだけではない。1級ポイントであるがゆえシーバスなど他の大型魚もよってくる。そのため、シーバスなどを狙う他のアングラーも集まりやすいため釣りをしにくい場所も多い。
また、その場で雨などが降っていなくとも、上流で雨が降れば急に河口付近の川の流れも強くなることもあるため注意しよう。

磯

磯は岩にあたる波によって酸素量が多いことや身を隠す場所が多いこと、エサとなるエビや小型の虫などが多いこと、プランクトンが発生しやすいことから小魚が多く集まる場所でもある。そのため、ヒラメなどの大型の魚も集まる。また、磯はヒラメなどの大型魚にとっても餌となる小魚などから身を隠す場所が多いため捕食活動をしやすい場所になる。 また、磯では比較的サイズの大きいヒラメやマゴチが釣れるのも特徴で、毎回座布団サイズ(70cm以上)のヒラメを作ることも夢ではない。
さらに下火になる真冬でもヒラメが釣れる可能性がある。こちらも推測になるが、ほとんどの魚が冬になると沖の深場に移動するのに対して、磯などの好む根魚は産卵に向けて冬になると接岸してくる。また、磯などは小魚にとって生活しやすい環境が多いため冬でもそこに居つくヒラメが多いのも理由の一つだろう。 ただし、デメリットも多い、岩場であるためサーフや漁港内など比べて根掛かりが多い。また、足場も悪く危険を伴う。