HOME > ジャンル > サーフフィッシング > ヒラメやマゴチ狙いで使われるメタルジグのアクション

釣果

ヒラメやマゴチ狙いで使われるメタルジグのアクション

ヒラメやマゴチ狙いで使われるメタルジグのアクション

メタルジグのアクション

ヒラメやマゴチは、メタルジグをキャストし着水または着底後タダ巻きするだけでも釣ることができる。

しかし、状況や魚の活性に合わせてアクションを変えてやることでより良い釣果を期待することができる。

ここではヒラメやマゴチを狙う際、よく使われるメタルジグのアクションについてご紹介していく。

リトリーブ中のアクション

タダ巻き

タダ巻き

最もオーソドックスなアクションであるタダ巻き。メタルジグをキャストし着水または着底後、メタルジグを回収するまで巻き続けるだけのアクションだ。

難しい操作がいらないためだれでも使うことができるだけでなく、メタルジグがもっている本来の動きを出すことができる。

ストップアンドゴー

ストップアンドゴー

巻いては止める、巻いては止める、と言った動作がストップアンドゴー。巻く回数3回であったり5回であったりと決まりはないが一定回数巻いた後に、止めることでルアーその場でフォール(沈むこと)しヒラメやマゴチがとびかかりやすいタイミングを作ることができる。

こちらも難しいロッド操作を必要としないため扱いやすい。

リフトアンドフォール

リフトアンドフォール

リフトと呼ばれる、ロッドを素早く立てることでメタルジグがその場から跳ね上がるかのように動く。
跳ね上げ切った後、ロッドを元の位置に戻すことで、メタルジグがフォールする。この動作を繰り返したのがリフトアンドフォール。
リフトする速度や角度を変えることで不規則なアクションをさせることも可能。

また、ヒラメやマゴチは上から落ちてくるものに反応を示しやすい。そのためフォール回数を上記のアクションよりも多く出しやすいのが特徴だ。

ワンピッチジャーク

ワンピッチジャーク

ロッドをリフトアンドフォールの際よりも小さく素早く跳ね上げ、元の位置に戻す際にリールのハンドルを一回転させる。この動作を素早く行うのがワンピッチジャークだ。

リールによってハンドル一回転の巻き取り量は異なるが、ハイギアと呼ばれるリールであれば、おおよそ1メートル前後となる。つまり1メートルおきにメタルジグが跳ね上がり、そしてフォールと言った動作が素早く繰り返されていく。

ヒラメやマゴチはもちろんだが、特に素早い動きに反応が良いと言われている青物などに有効なアクションだ。

ショートジャーク

ショートジャーク

ワンピッチジャークがハンドル1回転なのに対して、ハンドルを半回転など1回転以下に落としたのがショートジャークだ。

ワンピッチジャークよりも細かく動かすことが可能だ。

フォール時のアクション

フォール時のアクション

メタルジグのアクションはフォール時のアクションも多彩だ。

フリーフォール

ストップアンドゴーやリフトアンドフォールのフォール時にラインを張らないのがフリーフォール。

ラインが張られていないため、止めた位置からそのまま真下へ沈んでいく。
余計なフォールアクションがないため最も自然に見せることができる。

カーブフォール

フォール時にラインを張った状態にするのがカーブフォール。ラインが張られているため、手前に向かって斜めにフォールするのが特徴だ。

また、ラインが張られているため、フォール時にヒラメやマゴチがバイトしてきたあたりがロッドまで伝わりやすい。さらにフォールの時間を最も長くとることも可能だ。

テンションフォール

上記のカーブフォール同様にラインを張った状態にはするが、フリーフォールのようになるべく真下に落ちるようにロッドを寝かしながら行うのがテンションフォールだ。

カーブフォールのようにフォール中のあたりが取りやすい上に、フリーフォールのように自然なフォールに近くなる。