泳がせ釣りの生き餌9選
アジ以外にもある!泳がせ釣りの9つの生き餌
泳がせ釣りと言うとアジやイワシなどをイメージする方も多いはず。しかし他にも様々な生き餌がある。ただしエサが変われば特徴も変わる。
ここでは泳がせ釣りで使われる生き餌について紹介していく。
イワシ
フィッシュイーターのほぼ全てがイワシを捕食する。そのため泳がせ釣りで何を狙うにしてもイワシであれば狙うことができる。
また、イワシのウロコは非常に剥がれやすい、フィッシュイーターに襲われた際はもちろん、泳がせ中にイワシがラインが擦れるだけでもウロコが剥がれる。剥がれたウロコが水面に舞い光に当たることでキラキラと光り広範囲に魚を寄せ魚を誘う。
しかしイワシは漢字で「鰯」と書くように非常に弱く、他の生き餌と比べても非常に弱りやすい。
アジ
泳がせ釣りでも最も人気のある生き餌と言っても過言ではないのがアジ。アジはイワシと違い非常に強く長持ちする。弱らなければ積極的に泳ぐため広くアピールできたり、沖へと誘導すれば遠投しても届かないポイントを泳がせることもできる。
また、ブリやカンパチなどの青物はもちろん、ヒラメやマゴチ、根魚も捕食するためイワシ同様に様々なターゲットを狙うことができる。
カマス
アジは回遊魚であるため基本的には岸際で釣れるシーズンと釣れないシーズンがあり、地域によって差はあるがおおよそ6月から長くても12月ごろまでしか釣ることができない。
そしてアジがいなくなる頃になると接岸してくるのがカマスだ。
カマスは秋から冬にかけて接岸してくる。
ただしカマスは歯が鋭いため比較的大きな個体であれば釣ることはできるが、中型以下のサイズはあまりカマスを積極的に捕食しないので小さな魚を狙うのには適さない。
シロギス
砂底に生息するシロギス。春から秋にかけては接岸しているので比較的長い間手に入れやすいと言った特徴のある生き餌だ。また、大量に接岸するため1日で数百匹以上手にすることもできる。
基本的にボトム付近を泳ぐため泳がせ釣りでヒラメやマゴチなどを狙う場合に生き餌として使用されることが多い。
ハゼ
ハゼもシロギス同様ボトム付近にいる魚だが、シロギスとは違い一年中岸から釣れるためさらに手に入れやすい特徴がある。
シロギス同様ヒラメやマゴチと言ったフラットフィッシュはもちろんことシーバスなどもハゼを生き餌にすることで狙うことができる。
ただし、遊泳力のある魚ではないため、ハゼを泳がせ広範囲に魚を探させるのは難しい。
サバ
非常に遊泳力のあるサバは釣り針をつけたあとに泳がせると沖へと向かうことが多いためアジ以上にキャスティングでは届かない沖を攻めるのに向いている。
また、小サバであれば青物やフラットフィッシュ以外にもシーバスや根魚を狙うこともできる。
ただし、アジよりも弱りやすいため定期的に取り替えた方が釣果が良くなりやすい。
イカ
イカを捕食する魚は青物やシーバス、ヒラメなど意外にも多い。また、アオリイカやケンサキイカなど多くのイカが小型の内は多くの魚に捕食される。
ただし、魚とはまた違った動きをすることから陸っぱりの泳がせ釣りで使用されることは少なく、船からの泳がせ釣りで生き餌として使われることが多い。
ハヤ(銀兵)
ハヤとはウグイやオイカワと言った魚の総称のこと。ハヤは淡水魚であるが、海水域でも数時間は生きていることができる。また、河川などにいることからカンタンに手に入れることができるうえに酸素さえ供給できれば海水でなくてもバケツに水を組んでおくだけで生かしておけると言ったメリットもある。
また、ブラックバスやライギョなど淡水域の泳がせ釣りの生き餌としても使うことができる。
一部の釣具店ではハヤを海水域の泳がせ用の生き餌として販売している。
ボラ(イナッコ)

上記で紹介したものの中でも最も生命力の強い生き餌。遊泳力も高いため自由に泳がせれば広範囲に泳がせることもできる。また、海水域はもちろん、河口や河川の下流など海水と淡水の混ざる汽水域にも群れで生息しているため捕獲しやすい。
泳がせ釣りに向かないエサもある
メジナなども生き餌として使うことはできるが根に向かって泳ぐ習性があるため根の多い場所では根掛かりすることが多くなる。また、ネンブツダイやベラなどはイワシやアジなどと比べると好んで食べられる魚ではないので生き餌として使えるもののアタリの回数は極端に少なくなる。
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