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シーバスの釣れるワームの基本

シーバスゲームにおけるワームの基本

シーバスのルアーフィッシングと言うとバイブレーションやミノーなどハードルアーを思い浮かべる方も多いかと思うが、ワームもシーバスゲームにおいて非常に有効なルアーでありデイゲームはもちろんナイトゲームなどでも使用される。

ここではシーバスゲームにおけるワームの基本である有効性及び、その効果が発揮しやすいシチュエーションを紹介してく。

↓登場する釣り用語

シーバスゲームにおけるワームの有効性

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音の出ないワームはシーバスが警戒しにくい

ルアーには音の出るタイプと音の出ないタイプがある。例えばバイブレーションなどは中にラトルと言われる小さい鉄の玉がいくつか入っており、バイブレーションが水中で振動することでラトル同士がぶつかり音を出すことで魚を集める。一方、サイレントタイプと呼ばれる音の出ないバイブレーションもある。しかしサイレントタイプのバイブレーションでもルアーについたフックと本体があたることでかすかだが音が出てしまう。

特に何度も釣られた経験のあるシーバスは、音に警戒しやすい傾向があるためサイレントタイプのハードルアーでもかすかな音に警戒しバイトしてこないこともある。

一方、ワームはソフトルアーと呼ばれるように柔らかい素材で出来ている。そのためフックがワーム本体と当たっても音が一切でない。つまりは、そう言った音に警戒しているシーバスにもアプローチすることが可能だ。

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ワームの波動は小さく、動きがよりナチュラル

バイブレーションはもちろんのことミノーやシンキングペンシルなどよりもワームは波動が小さくナチュラルな動きをする。

自然界において大きな動きは天敵に見つかりやすい。そのため小魚などシーバスの捕食対象となるベイトの多くが小さい動きで泳ぐため波動も小さい。
もちろん、ボラなどのように大きく尾びれを動かし逃げるスピードを早くしたタイプのベイトもいるが、そう言った魚も夜になると動きを小さく抑え、波動を小さくし、シーバスなどのフィッシュイーターに見つからないように泳ぐ。

つまりワームの柔らかさによるナチュラルな波動及び動きは、実在するベイトの波動や動きにハードプラグよりも近いためシーバスに見破られにくい。

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ワームならシーバスがスレづらく連チャンしやすい

何度も同じポイントにルアーを通すということはそれだけシーバスにルアーを見せるということになる。しかしシーバスは非常に警戒心が高いため何度も同じようにルアーを見せてしまうとスレてしまいやすい。特に大きな波動のルアーを何度も通してしまうと多くの個体が口を使わなくなる可能性が高い。

一方、ワームは上記で記載したように波動が小さいため、何度も同じポイントにルアーを通してもシーバスを比較的スレさせにくい。そのため、同じポイントに何度もルアーを通せることはもちろん、同じポイントにいる複数のシーバスを連続でかけていくこともできる。

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ワームはハードプラグよりもシーバスの口に入りやすい

ワームは比重が軽いためシーバスが吸い込んだ際に口の奥まで入りやすい。また、その柔らかさから、シーバスがワームをくわえた際に折り曲がってくれるため口の中に入りやすい。

つまり、バチ抜けシーズンなどシーズンの吸い込みが弱い時は、ハードプラグでは口の中まで入り切らないバイトをワームではしっかりと口の奥まで入れかけていくことが可能となる。

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ワームをくわえたシーバスに違和感を与えない

ハードプラグとは違い柔らかい素材のワームは、シーバスがくわえた際に違和感を感じにくいため離しにくい。そのため多少フッキングが遅れてしまってもしっかりと合わせることが可能だ。
さらにはシーバスが口の奥までルアーを飲み込んでくれるので上記のように口の奥にフックがかかりやすい。

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泳ぐレンジを自由に変えられるのもワームの特徴

シーバスはヒラメなどと違い、ボトムにいることもあれば表層付近にいることもある。そのためシーバスがその時いるレンジにルアーを通してやれるかどうかで釣果が大きく変わってくる。

しかしフローティングミノーやシンキングペンシルなどは泳がせることのできるレンジが決まっている。またはシンキングミノーやバイブレーションは比較的広い範囲のレンジを泳がせることができるが泳がせやすいレンジはある程度決まっている。そのためそれ以外のレンジにシーバスがいると攻めることができない(攻めにくい)。一方、ワームはセットするジグヘッドの重さを変えることで泳がせるレンジを自由に変えることができるので、その時シーバスがいるレンジを自由に変えながら攻めることができる。

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ワームはボトムを取りやすく、根掛かりがしにくい

上記で記載したようにワームは泳ぐレンジを自由に変えられる。特にシーバスが海底に張り付くようにいる場合にはボトムを中心に攻める必要がある。

そんな時はジグヘッドを重くしてやるだけで着底を簡単に感じることができるうえに、ボトムにそってワームをトレースすることが可能だ。

また、シーバス用のジグヘッドの多くが上向きにフックが出ているため、ルアーの下にフックがついているミノーやバイブレーションよりも根掛かりが少なく、海底付近をタイトに攻めることが可能だ。

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ワームは価格が安い

ワームはミノーなどと比べて価格が安い。もちろん、販売しているメーカーや種類によって価格は変わるが、その多くはハードプラグの半分以下で購入することが可能だ。セットで使用するジグヘッドを加えてもそのコストパフォーマンスは非常に高い。

根掛かりの少なさと価格の安さで、障害物にタイトについてしまっているシーバスも攻めやすい。

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ワームはアクションが多彩

ルアーアクションには様々なものがある。ストップアンドゴーやリフトアンドフォール、トゥイッチなど様々なものがある。
しかしルアーによっては向いているアクションとそうでないアクションがある。しかしワームは出来ないアクションがないといっても良いくらい様々なアクションが使用できる。

上記のアクションはもちろん、ただ巻きなどでもシーバスのバイトを十分に誘うことができるし、軽いジグヘッドで水面直下を泳がせる事も可能だ。また、あまり使用されることは少ないが海底をズルズルと引くズル引きなどもできる。

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マイナス面もある

もちろん、良い所ばかりではない。上記で記載したように集魚力が低いことに加え、ちぎれてしまう事も少なくないし、セッティングには多少なりともコツがいる。
しかし、それを踏まえた上でもワームにはプラグなどにはない面が多い。

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シーバスゲームにおけるワームの有効なシチュエーション

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シーバスのいるポイントが分かっている場所または特定しやすい場所こそワームの出番

何度も記載しているがワームはミノーやバイブレーションなどに比べ波動の弱さから集魚力が低い。そのためオープンウォーターなど広範囲でシーバスの探していくような居場所が特定出来ていない釣りには向かない。

しかし、裏を返せばシーバスの居場所がわかっている時には非常に有効と言える。例えばシーバスがいつもいるポイントはもちろんのこと、橋脚のまわりなどシーバスがいる場所がピンポイントで特定できているようなシチュエーションでは非常に有効的となる。その他にも堤防際や護岸際など足元を攻める際にもワームは有効となりえる。

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シーバスアングラーが多い時にもワームが効果を発揮する

何度も波動の大きいルアーを投げてしまうとシーバスはスレてしまいやすい。しかしそれは自分だけのことではない。週末などは多くのアングラーが同じ場所に集まる。特に人気のポイントなどでは狭いエリアで何人ものアングラーがルアーを投げる。

そんな状況下ではシーバスも波動の大きいルアーには反応を示しにくい。
そんなシチュエーションで有効となってくるがワーム。波動が小さくナチュラルな動きのワームはそう言った状況下で警戒気味のシーバスにもアプローチすることが可能だ。

また、人と違ったルアーといった意味でもワームは効果的だ。シーバスゲームにワームが使われるようになって数年がたつが、いまだにプラグなどハードルアーの出番は多く、ハードルアーのみを使用してるアングラーも多い、そんな中で他のアングラーと違うルアーとしてワームを使うことで、ハードプラグに反応しない、つまり他のアングラーが釣ることができないシーバスを狙うことができる。

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根掛かりしやすい場所にシーバスがいる

テトラ帯や海底に根の多い場所にはシーバスがいる可能性が高い。しかしそういった場所は根掛かりしてしまう可能性も高く、最悪1投目で根掛かりしてしまえばその場を荒らしてしまうことにもなりかねない。

またシーバスのシーズナルパターンの中にはシーバスがハゼをメインに捕食するハゼパターンなどがそういった時はボトムを中心に攻めることも少なくない。

そんなシチュエーションで有効なのがワームだ。根掛かりしないとまでは言えないが、ミノーやバイブレーションなどよりも根掛かりしにくいため、ボトムを積極的に攻めていくことができる。

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フォローにワームを入れるとシーバスがバイトしやすい

上記でシーバスがいるポイントが分かる時にはワームが有効と記載したが、下記のようなシチュエーションでもワームは有効だ。

それは、ルアーを追いかけては来るがバイトまでは至らない時。多くのシーバスアングラーが経験したことのあるシチュエーションだと思うが、それにはルアーのリトリーブ速度が合っていなかったり、レンジが微妙に違ったりと様々な要因がある。

そんな時ワームであればリトリーブスピードも変えやすいしレンジも変えやすい。また、アクションが大きすぎて興味を持つが警戒しバイトまで至らないことも多い。
そんな時でもナチュラルな波動のワームをフォローで入れるとバイトしてくることが多くなりやすい。現にプロのシーバスアングラーがフォローにワームを投入するシーンの動画は以外にも多い。

シーバスはルアーを追うのをやめた後に元いた場所に戻ることが多いので、ワームに変え同じ場所に通すだけでシーバスのバイトを誘うことができる。

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シーバスのバチ抜けパターンにもワームは有効

シーバスのシーズナルパターンの代表とも言えるバチ抜けパターン。バチとは英語でワームのこと。つまりバチ抜けパターンの時にもワームは非常に効果的だ。

特に近年はバチに似せた細身のシルエットのプラグを使用することが多いが、そう言った硬い動きのルアーには反応を示さない個体もいる。また、寒い時期に多い底バチパターンと言われるバチが抜けてはいるが表層まで浮いてこない時にはボトム付近を攻めることが多くなりプラグなどでは根掛かりの可能性が出てくる。
そんなシチュエーションの時こそワームは最適だ。

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ワームを利用したワインド釣法でシーバスのリアクションバイトを引き出せる

ワームがどんなにベイトに近い動きや波動を出せても捕食モードに入っていないシーバスを通常のアクションで釣ることは難しい。

そんな時に有効なのがリアクションバイト。リアクションバイトとはルアーの速い動きや不規則な動きにシーバスが反射的に口を使ってしまうことだ。

デイゲームのシーバスフィッシングなどではリアクションバイトを狙ったバイブレーションの早引きが一般的だが、ワインド釣法もシーバスのリアクションバイトを誘うことができる。ワインド釣法とは専用のジグヘッドにワームを指し、ロッドアクションでワームを左右にダートさせるアクションのこと。左右に激しくダートするため、捕食スイッチの入っていないシーバスも思わずバイトしてきてしまう。

特にワインド釣法はバイブレーションの早引きと違い、同じような位置を何度もダートするため、同じポイントを長く攻めることができる。

登場する釣り用語

  • ナイトゲーム・・・夜釣り
  • ルアー・・・魚などの形をした釣具のこと。
  • フック・・・釣り針のこと。
  • バイト・・・ルアーなどに魚が食いついてくること
  • フィッシュイーター・・・魚を食べる魚のこと
  • ポイント・・・魚のいる場所。または釣り場のこと。
  • レンジ・・・水深
  • ボトム・・・湖沼、池、海、河川などの底のこと。
  • 根掛かり・・・仕掛けが海底などの岩などに引っかかってしまうこと
  • タイト・・・ぎりぎり。障害物をタイト(ぎりぎり)に攻めるなどと使う
  • アングラー・・・釣り人のこと
  • リトリーブ・・・リールを巻きルアーを泳がせること
  • ロッド・・・釣り竿の事