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春のプリスポーニングからアフタースポーンまでのブラックバス攻略

プリスポーニングからアフタースポーンまでのブラックバス攻略の基本

プリスポーニング(プリスポーン)とはブラックバスの産卵前の状態を表した言葉。
春に行われるスポーニングの時期の中でも産卵行動前であるため荒食いをしやすいのがプリスポーニングの特徴だ。
ミッドスポーニング(ミッドスポーン)とはブラックバスの産卵中の状態を表した言葉。
この状態に入ったオスはほとんど餌を捕食しなくなるが、釣り方をまちがえなければ十分に狙っていくことが可能だ。
アフタースポーニング(アフタースポーン)とはブラックバスの産卵前の状態を表した言葉。
ここではプリスポーンからアフタースポーンまでのスポーニング全体のブラックバスの攻略方法の基本を紹介していく。

↓登場する釣り用語

スポーニング攻略はデカバスの近道

スポーニング攻略はデカバスの近道

春と言えば1年の中で最もデカバスが釣れやすい時期だ。

ブラックバスはサイズが大きくなればなるほど賢く、警戒心が高くなる。
40アップよりも50アップの方が賢いし、50アップよりも60アップの方が警戒心も高い。そのため、その他の季節でも釣れないことはないが、この時期ばかりは産卵前の荒食いや産卵床(スポーニングベッド)などを守るためデカバスもルアーに反応しやすい。

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初春のプリスポーンほどデカバスが釣れやすい

春といっても1年の4分の1を占めるためその期間は長い。そのため春=デカバスと思ってしまうと少し違ってくる。

春の始まりである初春は水温が上昇すると言ってもまだまだ水温は低い。また、一時的に水温が上昇しても翌日または翌週には低下してしまうことも多い。
そんな初春の時期ほどデカバスが釣れやすい。デカバスは小バスと違い体が大きいため体力がある。また体力があるため、寒さにも強く、小バスよりも早い段階でシャローエリア(浅場)へと上がってくる。そのため早い時期ほどシャローエリアを中心にデカバスが釣れやすくなってくる。

一方、夏が近くなってくる晩春は、気温、水温共に上昇するため、小バスなどもシャローエリアに入ってくる。そのため、小バスの比率も多くなってくる。もちろん晩春でもデカバスを狙うことは十分に可能だが、小バスや中型のブラックバスの数も増えてくる時期になる。

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プリスポーニング前はディープとシャローに隣接している場所を攻略しよう

プリスポーニング前はディープとシャローに隣接している場所を攻略しよう

春になったからと言ってすぐにスポーニングの準備に入るわけではない。一説によれば水温が10度前後になるとスポーニングに入ると言われている。もちろん地域によっても異なるし個体差もあるのであくまでも目安として覚えてこう。
ただし水温が10度になる前は春のパターンと冬のパターン入れ交じる時期だ。
冬のパターンとなれば水深のあるディープエリアにいることもあるし、春のパターンとなれば浅場であるシャローエリアにいることもある。その日の水温状況に合わせてバスのいる場所を特定していくことが攻略のカギとなる。

ちなみにアングラーによってはこの時期をプリスポーンと言う方もいるし、アーリースポーンと言う方もいる。

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プリスポーンの水温は相対的に考えると攻略しやすい

プリスポーンの水温は相対的に考えると攻略しやすい

プリスポーンの時期に限ったことではないが春のブラックバスを攻略する際、水温を基準とするアングラーも多いはず。しかしその水温は相対的に考える必要がある。

つまりバスの適水温である15度を超えたから活性が上がるとか15度を下回ったから活性が下がると言った考え方ではなく、昨日よりもどうなっているかが重要となってくる。
例えば今日の水温が15度であっても昨日の水温が16度であったなら水温は低下しているため活性は下がっている可能性が高い。また、今日が14度でも昨日が13度であったならば活性は高くなっている可能性が高くなる。

プリスポーン前の時期も同様だ。今日は9度しかなくても昨日が8度であったならばバスは昨日よりも活性が高く浅場に近づいてきている可能性がある。もちろん真冬の4度、5度と言った水温ではシャローエリアまで上がってくる個体は少ないが、ある程度水温が上昇しているのであれば水温変化を相対的に考えることでバスがどこにいるのか予想することが可能だ。

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野池ほどブラックバスのスポーニングが早い

野池ほどブラックバスのスポーニングが早い

野池と呼ばれるような小さい場所は水温が上昇しやすく、リザーバーなどと呼ばれるダム湖のような大きい場所ほど水温は上昇しにくい。つまり野池ほどブラックバスのスポーニングが早く、ダム湖はスポーニングが遅くなる。

春は野池の状態を知ることでその他のポイントのスポーニング時期を予想していくことが可能だ。

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スポーニングベッドにいるオスを攻略するならルアーに攻撃させる

スポーニングベッドにいるオスを攻略するならルアーに攻撃させる

ブラックバスの産卵行動については「ブラックバスの春の産卵行動」記載してあるがブラックバスの産卵行動はオスがシャローエリアにスポーニングベッド(またはネスト)と呼ばれる産卵床を作り、卵を守るのだが、この時期に入ったオスは餌を積極に捕食しない。

ただしこの時期のオスが釣れないわけではない。スポーニングベッドや卵を守るために近くに寄ってくる魚などを追い出そうと積極的にアタックしてくる。もちろんルアーなどが近くを通ってもアタックしてくるのでむしろ簡単に釣ることが可能だ。

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サイトで攻略しやすいのもスポーニングの特徴

サイトで攻略しやすいのもスポーニングの特徴

スポーニングベッドはシャローにあるためアングラーはバスを見つけやすいが、バスもアングラーに気づきやすい。そのため驚いてその場から逃げてしまう個体もいるが、多くの個体がその後、スポーニングベッドや卵を守るために戻ってくる。
スポーニングベッドにいるオスのバスが一旦逃げてしまってもしばらくすると戻ってくるので動かずじっと待ってみよう。

ただし、バスの生態を守るためにスポーニングベッドにいるバスを釣ることを嫌うアングラーも多い。もちろん、個人の判断で決めるべきだと思うが、そう言った考えのアングラーもいることやそう言った時期に大会などを主催しない運営者、さらにはブラックバスの生態を守るためにそう言った呼びかけをしているプロのアングラーもいること知ったうえで各自判断するようにしよう。

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コンタクトポイントを攻略するとデカバスが釣れやすい

コンタクトポイントを攻略するとデカバスが釣れやすい

アングラーの中には周知の方も多いかと思うが、ブラックバスはメスの方が大きく成長する。
また、先ほども記載したようにブラックバスの産卵行動については「ブラックバスの春の産卵行動」に記載してあるが、メスのブラックバスは春の間に別のオスと数回産卵行動をする。産卵中こそシャローエリアに入ってくるが、産卵前や産卵後はシャローに隣接する一段深いコンタクトポイントと呼ばれる場所で産卵を待ったり体力の回復を行う。

つまり、シャローエリアに隣接する水深3mから5m前後にあるコンタクトポイントを中心に攻略していくことで簡単にデカバスを釣ることが可能だ。プリスポーンに入った時期はシャローエリアにいるオスの見えバスを釣るのもいいが、コンタクトポイントにいるメスを攻略していくことで、50アップや60アップといったデカバスを狙うことが可能だ。

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コンタクトポイント攻略はコンタクトポイントの場所を知ることから始まる

水深3mから5m前後の全てがコンタクトポイントになる訳ではない。上記で記載しているがコンタクトポイントになりえる条件としては近くにスポーニングベッドがあることが多い。また、スポーニングベッドに近いだけでなく、そう言った水深の場所に障害物があるとメスのバスが溜まっている可能性が高くなる。

まずはスポーニングベッドを探し、近くに深場がないかを探していみよう。そしてルアーを通す中でストラクチャーなどに当たるようであればその周辺を入念に攻略していくことで50アップや60アップが連発することも多くなるはずだ。

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スポーニングベッドのあった場所を覚えておくと攻略しやすい

スポーニングベッドのあった場所を覚えておくと攻略しやすい

上記以外にもスポーニングベッドを作りやすい条件には、底質が岩盤や砂利など硬いことや日当たりの良いことも条件となってくる。
ただしそう言った条件が当てはまった場所があっても必ずしもそこにスポーニングベッドを作るわけではない。
最も確率が高いのは去年スポーニングベッドがあった場所だ。同じ個体が毎年同じ場所でスポーニングベッドを作るかどうかは定かでないが、去年あった場所には今年も出来ている可能性が高くブラックバスもいる可能性も高い。また、コンタクトポイントも同様だ。コンタクトポイントになる条件は近くにスポーニングベッドがあること。つまり、そのコンタクトポイントで釣れれば来年も同じ場所で釣れる可能性は高くなる。そう言った場所をいくつも見つけておくことで、毎年デカバスをコンスタントに釣り上げていくことが可能となる。

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スポーニングは入り交じる

ブラックバスには個体差があるため、スポーニングの時期はそれぞれ異なる。また、メスは複数のオスと数回産卵行動をするため晩春になっても産卵前であるプリスポーン状態のバスも多くいる。そのため春と言ってもスポーニングの状態はバスごとによって違う。

アフターのバスが釣れたからと言ってそのポイントにいる全てのバスがアフターだと考えずプリスポーンのバスやミッドスポーンのバスもいることを前提に攻略を考えよう。

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色々なルアーでブラックバスを攻略するのがスポーニングの時期

先程も記載したがプリスポーンである早春の時期は季節の変わり目であるため、気温も水温も日によって大きく変化しやすい。そのため昨日までシャローエリアにいたブラックバスが今日はひとつ下のレンジ(水深)まで潜っていることも少なくない。
つまり、その日の状況次第で必要となるルアーが変わってしまう。

またプリスポーニングに限らずのスポーニングのタイミングごとに有効なルアーも異なってくるため、春は最も様々なルアーが必要となってくる時期だと言える。
テキサスリグやスピナーベイトと言ったルアーの種類はもちろん、レンジや飛距離を考慮しルアーウェイトなども様々なものがあった方が攻略しやすい。

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ブラックバスの吸い込む力弱く、ルアー積極的に追えないのもスポーニングの特徴

ブラックバスの吸い込む力弱く、ルアー積極的に追えないのもスポーニングの特徴

冬の間に餌を積極的に捕食していなかったブラックバスは体力がない。また、プリスポーニングやアフタースポーニングなどと呼ばれる時期も産卵のため体力がない。体力がないという事は早い動きのルアーには反応を示しにくいということだ。仮に早い動きの反応を示してもルアーを追うことができないということになる。
そのためルアーをゆっくりと動かしブラックバスが追いつくことのできるスピードを意識したり、食わせのタイミングを作ってやることが春のブラックバス攻略の基本となる。

また、春のブラックバスは追う力がないだけでなく吸い込む力も弱い。
ブラックバスは噛み付くように餌を捕食するのではなく、まわりの水と一緒にルアーや餌を吸い込むように捕食する。そのため吸い込みの弱い春の時期は、ルアーをうまく捕食できない。ゆっくりとルアーを泳がせるだけではなく、吸い込みやすいように軽いルアーやティップ(ロッドの先部分)が柔らかいロッドがおすすめだ。
もちろんワームなど吸い込みやすいルアーなどを使用しても良い。

だからといってファーストリトリーブやウェイトの重いルアーで釣れない訳ではない。しかし多くの個体がそう言った状況にあるため、比較的上記のようなルアーやアクションの方が釣れやすい。

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その他のシーズナルパターン

ブラックバスのシーズナルパターン

ブラックバスの春の産卵行動

春のプリスポーニングからアフタースポーンまでのブラックバス攻略

夏のブラックバス攻略

秋のブラックバス攻略

冬のブラックバス攻略

登場する釣り用語

  • ルアー・・・魚などの形をした釣具のこと。
  • アングラー・・・釣り人のこと
  • ポイント・・・魚のいる場所。または釣り場のこと。
  • ストラクチャー・・・障害物のこと。ストラクチャー岩の場合もあれば木などのこともある
  • レンジ・・・水深
  • ロッド・・・釣り竿の事
  • リトリーブ・・・リールを巻きルアーを泳がせること