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濁りがある時のヒラメの釣り方

濁りがある時のヒラメの釣り方

濁りがある場合のヒラメの釣り方

「濁りがあるとヒラメは釣れない」とよく言われるが、それは大きな間違い。
もちろん濁りがきつすぎれば釣れにくくなることもあるが、多少の濁りであればヒラメはもちろん、マゴチだって釣ることができる。むしろ状況によっては濁りがある方が釣れることもある。

今回はそんな濁りのある状況でもヒラメはもちろんマゴチにも通用する基本テクニックをご紹介していく。

↓登場する釣り用語

そもそも濁りの原因は

そもそも濁りの原因は

サーフでの濁りにはいくつかの種類がある。

釣り場によって異なるが、まず多いのが川による濁り。
雨などにより川に流れ込んだ土砂がそのまま海に流れ込んでくることでサーフ全体が濁る。この場合、潮の流れなどにもよるが、短ければ数日、長い時には1週間近く濁りがとれないこともある。

また、砂が巻き上がって起こる濁りもある。波や風によって海底の砂が巻き上げられ海が濁る。この場合、泥混じりの海岸はちょっとした波や風でもすぐに濁りやすい。一方、砂利浜やゴロタのサーフは多少の波や風でも濁りにくい。

さらに季節によって濁りやすい場所と濁りにくい場所がある。
基本的に太平洋側は夏に濁りやすく冬は濁りにくい。一方、日本海側はその逆になる。その大きな理由は風である。日本は夏に南東の風が吹き、冬は北西の風が吹く。そのため太平洋側は風によって表層の濁った水が沖に流されやすく、日本海側は岸に打ち付けられ濁っている期間が長くなる。

その他にも春は黄砂の影響で濁ったり夏はプランクトンの大量発生で濁ったりもする。

↓登場する釣り用語

濁っているのは表層だけ?

濁っているのは表層だけ?

濁っていると言ってもヒラメやマゴチのいるボトム付近は濁っていない可能性がある。
波や風で砂が巻き上げられた場合は、表層だけでなく海底も濁りやすい。

しかし川からの流れによって濁っている場合には表層は濁っていてもボトム付近はにごっていないことが多い。
その理由は淡水と海水の比重の違いにある。淡水(真水)の比重は1.00であるのに対して海水の比重は温度や塩分濃度によっても異なるが水温が20度でおおよそ1.03となる。
これにより、海に流れ込んできた川の濁った水は表層を流れ、比重の重たい海の水はその下を通りやすい。

ただし、川の勢いが強い場所や波がうねりが高い場合などは、淡水と海水かき混ぜられてしまい、ボトム付近も濁っていることが多い。

また、プランクトンなどによる濁りの場合も表層付近だけでボトム付近は濁っていないことが多い。ただしプランクトンが異常発生してしまうと海中の酸素層度が急激に低くなってしまうため濁りに関係なくヒラメやマゴチはもちろん、小魚もその場から姿を消してしまう。

赤潮・青潮と言った現象はこのプランクトンの異常発生によって引き起こされる。

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濁りによって釣れることも

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餌となる小魚が長くいつく

餌となる小魚が長くいつく

サーフは磯などと違い身を隠す場所が少ない。そのため小魚は透明度の高いサーフに長く居つけなくなり、餌の少ないサーフからヒラメやマゴチはもちろん、他のフィッシュイーター達も姿を消す。一方濁りがある場合は日中でも外敵から身を守りやすいので小魚がサーフの岸際に長く居つく可能性が高くなる。

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ルアーを見破られにくい

ルアーを見破られにくい

ヒラメはシーバスなどと比べ視力が低いと言われているが、透明度が高すぎるといくらヒラメの視力が低いといってもルアーを見破る。

しかし、適度な濁りがることによってヒラメからルアーであることが見破られにくくなる。特に大型の個体は頭もよく、中には釣られた経験から警戒心が高くなっている個体も多い。しかし濁りによってルアーが見破られにくくなることで、そういった大型の個体を釣り上げられる可能性も高くなる。

さらに言えば、小魚が多いサーフでは濁りによって小魚よりもルアーがより目立つようになる。

↓登場する釣り用語

濁っている時のルアーセレクト

↓登場する釣り用語

波動の大きなルアーを選択

波動の大きなルアーを選択

先ほども記載したがヒラメはシーバスや青物と言ったサーフで釣れる魚よりも視力が弱い。そのため濁っているとルアーの存在に気付いてもらえないことが多くなる。

「濁りがあるとヒラメは釣れない」とよく言われるのはこれが理由だと思われる。

そんな時は、波動の大きなルアーを選択する。ミノーなどであればウォブリングと呼ばれる横に大きく揺れながら泳ぐルアーを選択するのがおすすめだ。
視認性が悪くてもルアーから水中を伝わる波動によってヒラメに気付いてもらえる可能性が高くなる。

さらに振動の強いバイブレーションなども有効だ。

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派手なカラーのルアーを選択

派手なカラーのルアーを選択

色によるアピールも効果的だ。ヒラメゴールドなどと言った自然界にはない派手な色のルアーを使用することで濁った水中でもルアーを見つけてもらいやすくなる。

また、グローと呼ばれる光を蓄光できるルアーカラーやケイムラと呼ばれる紫外線に反応し光るルアーカラーなども有効になる。

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ボトムを攻める

ボトムを攻める

表層が濁っていても海底付近は濁っていないことも多い。
そのためフローティングミノーよりもボトムを攻めやすいワームなどで海底付近を攻めるのが有効的だ。
もちろんシンキングミノーなどをボトムすれすれに通しても釣れる可能性は高くなる。

とにかく濁っていないボトム付近にルアーを通してみよう。

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サーフを変えることも有効

サーフと一言で言っても様々なサーフがある。
川が流れ込んでいるサーフもあれば流れ込んでいないサーフもある。

前日などにサーフ周辺だけでなく、サーフに流れ込む川の上流付近で大雨が降った場合にはそういったサーフを避けることもテクニックの1つ。
テレビなどの天気予報もよいが、インターネットのピンポイント天気予報でサーフや川の上流の天気などを調べることで濁ったサーフを避けることもできる。

また、潮通しの良いサーフを選ぶことも濁ったサーフを避ける1つの方法だ。潮通りの良いサーフは濁った海水が沖などに流れやすい。また、流れよって濁りがとれればサーフにヒラメも入ってきやすい。

登場する釣り用語

  • サーフ・・・海岸のこと
  • ボトム・・・湖沼、池、海、河川などの底のこと。
  • フィッシュイーター・・・魚を食べる魚のこと
  • ルアー・・・魚などの形をした釣具のこと。
  • ポイント・・・魚のいる場所。または釣り場のこと。
  • 潮通し・・・海水の流れのこと。海水の流れがある所を「潮通しが良い」という