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ヒラメやマゴチの餌となる主な9つのベイトフィッシュ

ヒラメやマゴチの餌となる主な9つのベイトフィッシュ

ヒラメやマゴチの餌となるベイト

ヒラメは幼魚や稚魚の時にこそゴカイなどを捕食することもあるが、一定の大きさになると魚やイカなどの頭足類の捕食がメインになる。特に座布団ヒラメと呼ばれるような大型になると多毛類を捕食することはほぼなくなると言われている。一方、マゴチはカニやエビなどの甲殻類も捕食するがサーフなどにいるマゴチはヒラメ同様魚をメインに捕食していることが多い。

また、ルアーフィッシングにはマッチザベイトという言葉がある。マッチザベイトとはその場その時にフィッシュイーターが捕食している魚にルアーのアクションやサイズ、カラーなどを近づけていく方法のことだ。ヒラメやマゴチはシーバスのようにマッチザベイトを強く意識する必要がないと言われているが、座布団ヒラメやランカーマゴチと呼ばれる大型で賢い個体を狙う場合や活性が低い中でバイトを誘いっていく場合には、マッチザベイトを意識することでヒラメやマゴチの反応が良くなりやすい傾向にある。

ここではヒラメやマゴチが主に餌としている主なベイトフィッシュを紹介していく。その時捕食しているベイトを知ることでマッチザベイトを間違えなく行っていくことができる。

↓登場する釣り用語

カタクチイワシ

ヒラメやマゴチはもちろん、シーバスなど海のフィッシュイーターの多くが捕食対象としているカタクチイワシ。
地域によって差はあるものの春から秋までと比較的長い期間サーフや漁港などに接岸してくる可能性が高いベイトフィッシュだ。
また、カタクチイワシは時に数万単位で大きな群れを作るためナブラやボイルと言った現象も起きやすくアングラーを熱くさせる。

カタクチイワシは基本的に表層付近を泳ぐ。そのため、カタクチイワシが接岸している時はヒラメやマゴチも普段より上のレンジを意識していることが多い。また、イワシは漢字で描くと「魚」に「弱」と書くため、遊泳力が乏しいように思われがちだが、かなり広範囲を回遊する回遊魚であるため泳ぎが早い。そのためカタクチイワシが接岸している時は速い動きに反応がよくなったり、リトリーブスピードを早くしてもバイトしてくる可能性が高くなる傾向にある。

↓登場する釣り用語

トウゴロウイワシ

トウゴロウイワシは名前にイワシが入るがボラの仲間。そのためカタクチイワシのように大きな回遊はせず一年中岸際で生息している。

また、群れを作る習性があるもののカタクチイワシほど大きな群れをつくることは少ない。
しかしヒラメやマゴチにとっては1年を通して捕食できるターゲットであるため欠かすことのできないベイトフィッシュだ。

カタクチイワシの場合はリトリーブスピードを比較的早くしてもバイトしてくると記載したが、トウゴロウイワシをメインに捕食している場合にはあまりリトリーブスピードを早くしない方がバイトしてきやすい。

↓登場する釣り用語

シロギス

シロギスもヒラメなどの捕食対象魚だ。早い地域では春先から接岸してくるが全国的には夏から秋にサーフなどに多く接岸してくる。
海底を這うように泳ぐことからヒラメやマゴチがシロギスを捕食している場合にはルアーの泳がせるレンジを少し下げ、ボトムを這うように泳がせると反応が良くなる。

また、パールピンクの女王や海の白雪姫と呼ばれるように、シロギスの色に近いルアーカラーへの反応が良くなる傾向にある。

さらに、夏のサーフなどでは大型のシロギスが多いのに対して、秋になるとピンギスと呼ばれる小型のサイズが多くなる。ルアーサイズをそこまで気にする必要はないが、ヒラメの活性が低い場合やバイトが少ない時にはルアーサイズをその時のシロギスサイズに合わせると反応が良くなることもある。また、シロギスは濁りを嫌う傾向にあるため濁りがきつい時には岸際から姿を消してしまうことが多い。

シロギスは同じサーフで投げ釣りで狙っているアングラーも多いため情報交換をするとその日のシロギスのいる距離を知ることができる。投げ釣りアングラーは距離をラインの色で表現することが多いため「2色目あたりにいるよ」と言われたら25m×2色+アルファ(10m前後)で考えるようにしよう。

↓登場する釣り用語

メゴチ

メゴチもベイトフィッシュ一種。メゴチは泥底を好むため流れ込みや河口付近のサーフにいることが多い。また、カタクチイワシなどのベイトフィッシュと違い遊泳力が低いためヒラメはもちろん、同じコチ類のマゴチにも捕食されることが多い。

メゴチを狙ったアングラーが多い場所ではルアーのレンジをシロギス同様ボトム付近に近づけると反応がでやすい。

↓登場する釣り用語

ハゼ

メゴチ同様ハゼもヒラメやマゴチなどの捕食対象となる。また、ハゼは回遊性がないため1年を通して同じような場所にいることが多い。もちろん、水温が低下する冬の時期は深場に移動することもあるが、それほど深い場所まで移動することはないため、1年中捕食対象となっていることが多い。
特に内湾などでマゴチを狙う場合にはハゼの多くいる場所にマゴチもいることが多い。

ハゼをメインに捕食している場合にもボトムからあまりルアーを離さない方が良い。ただし根掛かりなどの心配がある場所ではミノーなどよりもワームを主体に攻略すると根掛かりを避けながら釣ることができる。

↓登場する釣り用語

アジ

アジも基本的にはカタクチイワシなどと同じ回遊魚。そのため同じように遊泳力が高いため泳ぐスピードが早い。ただし、カタクチイワシと違い状況によっているレンジが大きく変わるため、アジを捕食しているヒラメなどが多い場合にはレンジを絞ることが難しい。ただし日中はボトムに近いレンジを群れで泳いでいることが多い。

また、アジは漁港などにいることも多い。漁港内でもアジの釣れるポイントにはアジを狙ったヒラメやマゴチが寄っていることも多いのでアジの釣れているポイントに入ることで漁港内のヒラメやマゴチを効率よく釣ることが可能となる。

↓登場する釣り用語

ヒイラギ

ひし形の形をしたヒイラギ。少数で群れを作り藻がある場所にいることが多い。また漁港内はもちろん、汽水域にも生息するため河口内などにもいることも多い。
ヒイラギの多いポイントなどでは同じようなシルエットのバイブレーションに反応が良いと言われており、中でもフラッシングの強い鉄板バイブレーションが使われることが多い。

↓登場する釣り用語

ハクや稚アユ

ハクとはボラの稚魚のこと。稚鮎とはアユの稚魚のこと。ボラもアユも沖で孵化し成長すると共にサーフや河口付近に集まってくる。特に3月頃になると河口を中心に数センチのハクや稚アユが集まってくる。
そのため、ハクや稚アユを追いかけ汽水域でも生息できるマゴチはもちろん、本来汽水域を好まないと言われているヒラメも河口の奥まで入ってくることがある。

特に春は表層付近を中心に集団で群れを形成していることが多いのでハクや稚アユを見つけることでマゴチやヒラメの居場所を突き止めることが可能だ。

↓登場する釣り用語

その他のベイトフィッシュ

他にもイカナゴやサッパ、メッキなど様々なベイトフィッシュがターゲットとなっているが、その場にいるベイトフィッシュのサイズやカラーなどにルアーを近づけるとまったく違う場合よりも反応が良くなりやすい。

登場する釣り用語

  • サーフ・・・海岸のこと
  • フィッシュイーター・・・魚を食べる魚のこと
  • バイト・・・ルアーなどに魚が食いついてくること
  • ルアー・・・魚などの形をした釣具のこと。
  • ベイトフィッシュ・・・フィッシュイーターと呼ばれる魚を食べる魚が食べる魚のこと。単にベイトということもある。
  • アングラー・・・釣り人のこと
  • リトリーブ・・・リールを巻きルアーを泳がせること
  • レンジ・・・水深
  • ボトム・・・湖沼、池、海、河川などの底のこと。
  • ライン・・・釣り糸のこと。
  • 根掛かり・・・仕掛けが海底などの岩などに引っかかってしまうこと
  • ポイント・・・魚のいる場所。または釣り場のこと。
  • フラッシング・・・光が反射してピカピカと光ること。
  • 汽水・・・淡水と海水が混ざりあった水のこと。河口付近の水は海の水と川の水が混ざるため汽水域となる。