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泳がせで使うイワシやアジの活き餌を弱らせず生かす方法

泳がせで使う弱りやすいイワシやアジなどの活き餌の生かし方

泳がせ釣り、飲ませ釣りで最も重要なのがロッドやリールよりも活き餌。活き餌が弱れば釣れにくくなるし、全て死んでしまえば釣りを続けられなくなってしまう。

特にイワシなどは非常に弱りやすく、何もしなければ数時間もかからずに死んでしまうこともある。また、比較的体力のあるアジでも夏などは気温だけでなく日差しも強くなるため堤防の上などではすぐに弱ってしまう。

ここでは、泳がせで使用する活き餌を弱らせず少しでも長く生かしておくいくつかの方法を紹介していく。

↓登場する釣り用語

日陰に置く

特別な釣具がなくてもできる最も簡単な方法は日陰におくこと。もちろん堤防や磯などによっては日陰がないこともあるが、荷物の影に置いたり、タオルを被せるだけでも弱りにくい。特にタオルを被せると大人しくなりやすく死ににくい。

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保冷剤を入れる

冒頭でも記載したように夏場などは熱せられた堤防の上に置いておくと水温がすぐに上昇してしまう。特にイワシは急激な水温変化に弱いためすぐに死んでしまう。
そんな時は保冷剤を入れて水温の上昇を抑えると弱りにくい。特殊な保冷剤は必要なく、ペットボトルに水を入れ凍らせておいたものを入れても良い。
また、ペットボトルの氷は釣行後に溶けた水で手や釣具を洗うこともできるので非常に便利だ。もちろん気温や日差しが強くない日は入れる必要はない。

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クーラーボックスに入れるのがベスト

続いて水温を変化させない最も良い方法はクーラーボックスに入れて置くことだ。特に真空パネルの入ったクーラーボックスは外気を遮断してくれるので中の水温は上がりにくい。もちろん、真空パネルの入ったものはそれなりに高価になるためなかなか購入に踏み切れない方も多いと思うが、通常のクーラーボックスでも十分外気を遮断することができる。

また、クーラーボックスの中に直接イワシやアジなどの活き餌を入れても良いが、バケツなどに入れたままクーラーボックスに入れ、別場所に保冷剤などを入れると水温が上がらないだけでなく、下がりすぎないのでより長く生かしておける。また、洗うのも楽になる。

荷物にはなるのが嫌であればソフトタイプのクーラーバックでも良い。長い時間泳がせ釣りをする場合にはぜひとも試していただきたい。

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水温計を入れておくと調整しやすい

水温計を沈めておくとさらに水温管理がしやすい。高価なものは特に必要なく、数百円程度で購入できるもので十分だ。

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エアーポンプで酸素を送る

イワシやアジが弱るのは水温変化だけではない。活き餌を含む魚は海水中に溶けている溶存酸素を取り込み呼吸している。そのため、長時間生かしておくと酸素不足となり呼吸ができない。つまりエアーポンプで酸素を送ると弱りにくくなる。

一般に売っている乾電池タイプの物でも良いがさらに防水処理がされているものは壊れにくく使いやすい。また、特に重要ともいえるのがエアストーンなどと呼ばれるポンプの先に付いた器具。送られてきた酸素を細かくし溶けやすくするためにつけるのだが、泡が細かくなればなるほど水中に溶けやすい。逆言えば泡が大きいと溶けにくい。機種によっては標準で付いているものでは酸素が溶けにくく、すぐに死んでしまうこともある。
できるだけ空気の泡が細かくなるものがおすすめだ。

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水を定期的に入れ替える

水温や酸素量などにどんなに神経を使ってもやはり弱ってしまうことがある。それを最も抑えるのが水の入れ替え。水を定期的に入れ替えることで適水温になりやすいし、酸素も補給することができる。

ただし、やり方には注意が必要だ。入れ替える時に勢い良く水を入れ替えてしまうとイワシやアジが驚いて暴れてしまい、暴れた際にウロコなどが剥がれ弱りやすい。反対に水を入れる際はゆっくり入れると暴れにくい。また、既存の海水を全て抜かないことも注意点としてある。水を全て抜いてしまえば呼吸はできないし魚体が擦れて弱りやすい。

バッカンやバケツのサイズにもよるが、最低でも魚が泳げる程度残した上で新しい海水を入れよう。

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丸い入れ物

バッカンやスカリなど活き餌を生かすための道具は様々あるが、泳がせで使う時は四角いものよりも丸いものが良い。四角いタイプは四隅に角があり、そういった場所にイワシやアジは溜まりやすい。角に溜まれば魚同士がぶつかったり入れ物にぶつかったりすることでウロコが剥がれやすく弱りやすい。一方、丸いタイプは魚が一箇所に固まらずぐるぐると回るため弱りにくい。
四角いタイプの方が使い勝手が良いこともあるが、弱らせず長く生かしたいのであれば丸いタイプがおすすめだ。

↓登場する釣り用語

入れ物が大きくする

バケツやバッカンなどを使用する場合はもちろん、ライブウェルなど生き餌を生かす専用の釣具を使う場合も容量が小さいとイワシやアジなどは弱りやすい。
目安としてはアジ1匹に対して1リットル~2リットル程度の海水と広さをとると弱りにくく長く生かしておくことができる。さらに弱りやすいイワシなどを生かす場合にはもっと多くの海水と広いスペースが必要となる。

持ち運びに不便にはなるが、少しでも弱らせたくないという方は大きいものがおすすめだ。

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スカリとバッカンの2段構え

上記に記載したように活き餌を弱らせないためには手間かかるし、道具も多くなりやすい。そこでおすすめなのがスカリとバッカンの両方を使った方法だ。
アジやイワシをスカリに生かしておき、すぐに使用する数回分(2、3匹)だけバッカンに入れる。
スカリに入れておけばエアーポンプや水温計も必要ないし水の交換も必要ない。また、使う数匹分だけ入れておくバッカンがあれば良いので大きな物も必要なし、仮に死んでしまっても被害は小さくてすむ。

もちろんスカリとバッカンを持っていく必要はあるが、クーラーボックスなど大きな物も必要なくなる
さらに大きなスカリであれば、釣った魚を生かしておくこともできるし、購入するにもそれほど費用がかからない。

登場する釣り用語

  • ロッド・・・釣り竿の事
  • スカリ・・・魚を生かしておくための水中ネットのこと